憧れてたヒーローは、やっぱり汚れた英雄。
バカとでもアホとでもなんとでも言ってください。同時保有5台目のバイク、ゴリラを買いました。
今回もある方からお友達価格。欲しい欲しいと周りに言い続けるもんですね。
昨今の社会情勢により外出が出来ない鬱憤が溜まり続けています。
そんな中、「ボロいけど安く売るよ」と言われたこのゴリラ。
最高の時間潰しですな。
いろいろ訳ありで入ってきた今回のゴリラ。
まずは現状確認と参りましょう。
1985年式のブラックエディション。時代が時代なので当然6V仕様です。こんなちっこいバイクで夜は走る気がしないので問題無し。
フル純正なのがポイント高し。しかも外装はそこそこ綺麗。
もうそろそろ乗り物は純正で綺麗めに乗りたいお年頃なので、完成像はこれをより綺麗にするイメージで。
ただ、バッテリーカバーだけは無し。
タンク内はかなり面白い感じになってます。
3〜4年前は普通に走ってた…が、カーポート保管だったとのこと。機関系は問題無しか?
まあエンジンは絶対の信頼を置ける横型ですからね。
今回は、前回のスーパーカブ90と違い鍵つきです。やったね。
リアサスも面白い感じになってます。フロントフォークが辛うじて生きてるのは救い。
あと、ブレーキの戻りはすこぶる悪いです。
タンクの状態から、クランキングはさすがにやめておきました。
チェーンもかなりお疲れモード。といっても油のカスが溜まってるだけ(カスを指で取ってみると錆は出てこず)のようなので、チェーンやスプロケの駆動系清掃も必要。なんせ35年もののバイクですしね。
今回のメニューは…。
・タンク洗浄
・吸気系オーバーホール
・リアサス交換
・駆動系の清掃
・その他錆取り、塗装
ぐらいでしょうか。エンジンは純正のまま走行距離も10000km程度なので手をつけなくても問題ないだろうし、クラッチの戻りは普通、ギアも普通に入るので大丈夫…だと思ってます。こればかりは動かしてみないとわかりません。
ベアリングのガタは見られません。35年ものにしては上等です。
タイヤはひび割れが見られないもののエアは抜けている。チューブ交換して様子見か。
予算は20000円前後で治るかなぁ…といったところ。外装は別として。
さあ、これから貧乏人の知恵の見せ所です。