ライダーは3流。

※ここに記す"初心者"は、バイクのサーキット経験が数える程しかない自身のことを指します。
納車から1ヶ月。
色々弄るところは落ち着いたので、最初は行かないつもりだったものの、あくまでマシンの特性を学ぶ、という意味でサーキットに行ってみます。
現状の走行性能に関する構成は、
サス:YSS MA456
タイヤ:ダンロップ Q5S(ウォーマーなし)
エンジン:ラムエアダクト加工以外吊るし
ブレーキ:フロントブレーキのみパッド交換、メタリカSpec03
電子制御:フルパワーモード、KTRC 1
です。なお自身の体重は64kg。
まずは転倒せずに完走した感想(激うまギャグ)ですが、
やはりSCREAMING INLINE 4の官能性は圧倒的。それだけでサーキットを走る価値がある。
という気持ち。
ある意味、本来の使い方であるサーキット走行での感想を記します。

今回走行したのは東海・近畿のクルマ好きな皆様にはお馴染みのモーターランド鈴鹿。
実は火曜日はバイクが走れるのです。
そこそこの中速コースですが、バイクにはすこし怖いギャップが多いコース。
高速コースなので、エア圧は高め…といっても規定エア(F2.0kPa、R2.2kPa)、低速コーナーのギャップが多いので減衰はかなり柔らかめにセット。
走りの詳細は本業の方にお任せするとして…。
バイクでのサーキット初心者なワイが走った感想をば。

公道では正直すこしトルク足らねぇな?と思ってた250ccマルチ。
それでもミニサーキットでは、パワーバンドに入った10000rpm以降を維持した走行で、その暴力的な加速に恐怖を感じます。
特に120km/h近く達する速度の高速コーナーでのブレーキなんて、こんなに電子制御モリモリのマシンですら進入が恐怖。
如何せん、ライダーの技量が未熟故にコーナーのモーションに入った時のシフトやブレーキの操作はひたすらに恐怖なのです。

それでも無理ヒザでなんとか膝を擦る程度、人間の頭が縁石に被るまで攻めてみます。
この領域で活きてくるのがKTRC。要はトラコンですね。
玄人はオフにするのが定石らしいですが、初心者には1でちょっと介入するのが丁度いいリミッターです。

そして合法で常にパワーバンドの10000rpm以上を維持して18000rpmまでカチ回す、しかもコールとかそんなんではなく必要な回転として…というなか、ハイトーンな"エンジン"サウンドに陶酔感に浸れるのがこの25Rの最大の魅力。
そこからクイックシフターで何の苦労もなくアクセルオンのままバチッと入るギア。
高回転エンジンの陶酔感、ここに極まれり。純正マフラーやけど。
これこそが最大のZX-25Rの最大の魅力ですね。
正直、走りながら脳汁出まくりです。

と、溺愛が過ぎる文章を記したわけですが…。
吊るしでサーキット行くには完璧なバイクか、と言われると少し違うかも。
ここはサーキット走行の弊害ではあるんですが、フロントブレーキのローターが少し焼けました。
いやリアブレーキも使えや、という話では有るのですが…。
ABSが介入するかしないかの間ぐらいまではブレーキは踏んでるので、ライダーの技量を考慮してももう少し焼けはマシになる程度でしかない、と思います。
なので、以前にも記しましたがフロントブレーキの弱さは改善要です。
それに、走行中も10LAPを超えた辺りからイヤ〜な柔らかいブレーキタッチがフロントからキました。
若干フェードしたのかもしれませんね。あとホースが弱いかも。
ステンメッシュホースの交換と、ブレーキダクトの追加で対策しようかと考えているところ。

ある程度倒し込んだのですが、
ある一定のバンク角から、突然前後が一気にズルっと滑りだす感触がありました。
ここはフォークとタイヤの限界な気がします。
ブレーキでのピッチはかなり深く、減衰はいいからもう少し硬いバネと硬いオイルが必要ですね。
そのフロントの限界が低いからフロントが逃げる。で、リアもタイヤが追従してない。ここはストリート用タイヤのQ5"S"である所以かと。
となるともっといいタイヤ、もっとゴチゴチのフロントフォークが必要か。
公道では少し硬いか?と思ったYSS MA456ですが、サーキットライドでは充分な硬さと性能でした。
エンジンはというと。
15周程度走ると水温が100℃近くまで行きます。
か、それ以前に初心者の人間がヘバるので、
丁度いい休憩の合図になりますね。
特に異常は起きず無事午前中で50周を走ってくれました。

電子制御モリモリ、と言いましたが、
それは悪い意味では無く、
自身のような初心者が250cc4気筒の官能的なサウンドを気軽にサーキットで愉しめる
という意味では必要不可欠な電子制御であり、カジュアルにサーキット遊びするには、微細な改善点は気になるものの本当に愉しいバイクであることを再認識しました。
ダブルディスク、スパコル………という言葉が脳裏にチラつきますねえ。いや買えへんけど。