備忘録④

日々の趣味の備忘録。

NS-1リフレッシュ計画。2話 中華カウル取り付け編

平成のマシンを昭和風にして令和に乗る。

 

f:id:racing_tak:20201011134128j:image

 

カッコいい。最高。

やっぱ一つ目といえばロスマンズですよね。

 

 

 

 

 

 

まあ前回のような定期的な部品交換なんてだれも興味ないんですよ。

ここからが本番。個人輸入した中華カウルの取り付けです。

 

数ある種類のなかで、今回は中国の大手通販で3万円で販売されているもの。

何故か税関で止められたり、シンガポール便が最近流行のアレで遅くなったりで、なんだかんだ2ヶ月半待ちました。

 

 

まず、中華カウルってどうなん…?っていう結論から言うと、

 

リーマー、サンダー、ドリル、ペーパーさえあれば取り付け可能。大幅な加工はいらないけど、多少の手直しさえすれば問題なく価格以上の満足感を得られる。

 

といったところ。後にも述べますが、塗装がびっくりするぐらい綺麗です。

 

まずはカウルを外します。

 

f:id:racing_tak:20200821030538j:image

 

もとがボコボコなので遠慮なくガシガシ外してきます。

 

…あと、この個体。何回も言ってますがタイヤがサイズアップしていてムチムチでイカす。

それはいいんですけど、フロントフェンダーはタイヤを外さないとボルトが外れません。

というか、転倒もいっぱいしてる(はず)なのでフォークが曲がってる…。右側だけクリアランスがカツい。

タイヤのサイズアップしてる個体ならフロントスタンド必須かも。

めんどくさい事は一気にやりたいので最後にやります。

 

カウル自体は簡単に外れたんですが、1点だけ苦労した点が。

 

それはアッパーカウルのウィンカーがとにかく硬い。

 

f:id:racing_tak:20200821030904j:image

 

これ。裏には配線がいるので手前に引き抜くのはわかってるんですが、

 

f:id:racing_tak:20200821030959j:image

 

いろいろ試してみた結果、

 

カウルを温めて、

カバーを外して指で広げながら変形させて、

思い切り引き抜かないといけません。

 

古いバイクだし部品も大して出てこないのでビビってましたが、思い切りやりましょう。

 

f:id:racing_tak:20200821031121j:image

 

たぶんこの部品は生産以来初めて外されると思うんですが、それでもウインカー本体はカウル側で擦った傷だらけです。

工場で組み付けられる時も無理やりだったのかな。

見えない部分ですのでどーでもいいですが。

 

 

 

さてここからがお楽しみ。中華カウルの登場です。

 

f:id:racing_tak:20201006120955j:image

 

ようこそ日本へ。長旅ご苦労様。物流に感謝。

まずは検品です。

 

f:id:racing_tak:20201006121026j:image

 

部品は全部揃っており、かなり丁寧な梱包で割れも無し。塗装もメチャクチャ綺麗ですし、デカールのクオリティも文句なしです。

 

f:id:racing_tak:20201006121039j:image

 

いいじゃん。中華カウル。

まともにポン付けできる期待は一切していないので、これで100点満点です。

 

早速取り付けます。

 

f:id:racing_tak:20201006121306j:image

 

って思った矢先。トランクのヒンジをつけるボルト穴が明らかに小さい…のはいいんですが、穴位置がズレまくってる。減点、-2点。

 

f:id:racing_tak:20201006121358j:image

まーこんなもんリーマーで偏心した形を修正すりゃいいんですよ。

RC用のボディリーマーが丁度いい。

 

f:id:racing_tak:20201006121438j:image

 

そして、このカウルを取り付ける時によく報告される、タンクの蓋が締まらない…という話。

やはりこのカウルにもありました。減点。-5点。

 

よく観察すると、ガソリンタンクの蓋に凸3mm程度のバリが発生。射出成形のバリか?

 

バリを除去し、テールカウルの状態では作動確認済み。

いざ、車体に取り付けるとまた蓋が閉まりません。

ええええええ。しかも今度はフレームに干渉している模様。

 

なんだろう、と思って再度取り外し。

 

f:id:racing_tak:20201006121904j:image

 

純正と見比べると、ヒンジの長さが明らかに違います。

どうもこの長すぎるヒンジがフレームにブチ当たってる模様。

なぜなんだ…。-10点。。

 

f:id:racing_tak:20201006122022j:image

 

およそ半分ぐらいの幅までサンダーで削って、強度的・干渉ライン的に満足できるギリギリを攻めました。

一応閉まるようにはなったけど、ヒンジの位置が悪いとこれでも干渉します。

でも閉まってからのはめあい具合は最高。ピチピチです。

 

中華カウルについて特筆すべきところはこの程度でしょうか…。

 

f:id:racing_tak:20201006122244j:image

 

あとは意外と何の問題もなく取り付けできました。

多少リーマーで穴を拡張する必要はありますが、まあこの手のバイクを弄れるなら楽勝です。

 

 

 

 

………。

 

……………………。

 

なんか物足りないな?

 

そう。何かこう…ロゴのリズム感がおかしい。

何だったらRothmans HONDAのロゴはあと135%ぐらいデカくてもいい。

あとロゴは揃ってるんだけど、配置がビミョー。

 

なので…ステッカー追加。

 

f:id:racing_tak:20201011134415j:image

 

SHOWA、ビバンダム


f:id:racing_tak:20201011134359j:image

 

ケイヒンロゴとゼッケン。

 

本来のNSR500のRothmans仕様とは違いますが、まあそもそもNSRじゃないし。

NS-1だし。大物ルーキーだし。

 

見栄を張る原付だから、カッコよかったらそれで良いんです。

今回は(痛車要素は)ないです。

 

f:id:racing_tak:20201011134634j:image

 

…令和に生きる平成生まれ昭和育ちといえばこのキャラでしょう!!

 

 

 

 

 

総括ですが。

結局前述の通り、カッコよかったらそれでいいんです。

まず2020年の現在、30年近く経ってる原付バイクのパーツをサードパーティが出してくれてるだけ良いんです。

なので取り付けできねぇ!とか加工必要だ!とかでギャーギャー言ってるのはナンセンスなのです。

 

つまり。自分が満足してカッコいいと強く思ってるので、このカウルは100000点満点!

 

唯一、どうしようも無い点…手直しできない点の不満を挙げるなら…。

 

f:id:racing_tak:20201011233413j:image

 

テールカウルのロゴ。

なぜか1つだけ ロスマン になっています。

他はちゃんとロスマンズ。

でも配置はバチバチ真ん中に来ていて、後で「s」を追加しようにもズレたように見えてダサくなるのが目に見えてわかります。

このステッカーはクリアコートされてるので、剥がすと大変なことになるし、

このクオリティで塗装し直すのもかなり苦労します。

 

…まあパッと見はいいので見逃します。

 

 

 

f:id:racing_tak:20201011135508j:image
f:id:racing_tak:20201011134128j:image

 

外装全とっかえ(スクリーン含む)で35000円。

これだけの差が出るなら安いもんです!