長い長い一年が終わった。
欠格期間が満了し、免許センターに行き、試験を受けて、ようやく免許再取得です。
当然ですが免許センターでは公平に試験が行われるため、何も案ずることもなく、
あっさりと免許が手元に戻って来るものです。
そういえば、取り消しになった時に免許を返す際も警察署内の公安委員会であっさりと選挙の投票箱のようなものにポトッと入れるだけだったなぁ。あっけない。
僕の再取得に至るまでの行程をおさらいすると、
・12月より約半年間自動車学校に通い、75時間近くの授業を受ける
・欠格期間満了日より2ヶ月前に取消処分者講習を受講
・満了日に卒業、予定を合わせて直ぐに免許センターへ
さらっと書くとやはりあっけないですが、それまでの苦労は書き始めるとキリがありません。
免許再取得まで掛かったお金は、
・罰金 10万円
・自動車学校入学分納付金 30万円+普通二輪10万円
・取消処分者講習費 3万円
・その他 収入証紙、夜間教習等の諸経費 1万円
計、54万円。
他にも生活環境の変化による関係での買い物も含めると、免許取り消しに関係したお金は60万〜70万円です。
改めて考えるとすごいですね。ボーナスも貯金も消し飛びました。
だからといって、公道でアクセルを床まで踏み抜き、環状線をタイヤに悲鳴を上げさせながら走った日々がそれほどの価値があったのかと言われると……………。
現在は、阿呆ながらやっと法定速度で走っても違法な速度で走っても目的地に着く時間はあんまり変わらない事がわかり、
法定速度内、法規に従った走りをしています。
というか、ビビってるんでそんな走りしかできません。
免許取り消しになると、前歴が付きます。
これは1年間違反をしなければ消えますが、
前歴がある場合、免許取り消しや停止の処分の点数が下がります。
つまり、免取り、免停になりやすくなります。
そういう意味でもビビッてます。
運転中にスマホ?軽トラの過積載?無理無理無理。。。
初めての2つ隣の県までの高速道路で遠征。
80〜90km/h巡行、車間距離は100m以上。
でもその方が変な緊張しなくてラクです。
気づくのが遅すぎた阿呆なりの勉強代を払いましたが、
改めて、安全運転とは何たるかを考え直すいい機会でした。
というより、このままでは人に迷惑を掛けるか大事故を起こしてからではないと気づかなかったでしょう。
最近、助手席に乗る昔からの友達に「全然走りが今までと違って、安心感がある」と言われるのもいい気分ですし。
①でも書きましたが、オービスを光らせて免許取り消しが確定して頭が真っ白になってこのページに行き着いた貴方の参考になればいいと思います。
少しだけ苦しい時間が続きますが、その後には安全運転かつ安心して楽しく運転できる日々が来ます。
やはり、車とバイクは最高です。