車が朽ちてきた。心も。
僕が免許取り消しになったのは5月の終わり。
正確に言うと、欠格期間のスタートですが。
自動車学校は欠格期間満了の半年ぐらい前に行っときゃいいだろ…と思ってました。
実は免取りになった人って結構身の回りにいます。
僕の人の繋がりが特殊なのも少しあるかもしれませんが。
免取りになってしまったんですよ…と話すと、いや実は俺も昔な…って話に意外となります。
まあ普通は公には言わんわな…。
そして、免許再取得する際の話を聞いていると、
・当然だが大金をはたいても教習所通いの方が確実に早く免許が取れる
・免許センターで例え100%正しい走り方をしても、4〜5回は落とされる(中には10回以上免許センターに通って取得した人も…)
という事が共通項として挙がります。
早く免許を取りたいので、(運転したいというより前歴を早く無くしたい)
僕は教習所通いを選択しました。
そしてその経験を聞いた上で再取得の計画を立てました。
ちなみに…。
教習所では70時間近くの授業を受けなければいけません。
さらに、修了検定、卒業検定があり、効果測定(学科の模擬テスト)も受けなければならず、
学校によっては「宿題」として、学科の問題集の宿題のノルマ点数を超えてからではないと効果測定を受けれないところもあるかもしれません。(僕の今の学校はそうでした…前の学校はそんなのありませんでしたが。)
え、そんなに忙しかったっけ?
って思いますが、そんなもんです。
週末は暇な人なら普通に授業が進むかもしれませんが、僕は基本的に週末は用事があります。
そして、僕の会社は8時間定時で残業は月30時間ぐらい。昼勤だと20〜21時帰宅がザラです。
なので学校に行けるのは殆ど夜勤明けのみ。
さらに、自動車学校自体の休校日の兼ね合いもあり、
その上学校に行き始めたのは5月の半年前である、12月。
つまり高校生がいっぱいで授業が全く進みません。
まあ気楽にゆっくり進むしいいや…と、遊び呆けていました。
そして時は進み3月。
やっと高校生が少なくなり、急に教習がバキバキに入ってくるようになりました。
ここからが地獄。
夜勤明けの疲れた体で朝の10時〜12時まで教習、それから通学時間とご飯食べてお風呂に入ってたら14時。
12時間反転なんで、感覚的には夜の2時。そして起きるのは18時半。
寝れて4時間って所。
当然、そんな生活をずっと続けているので、4月の中頃に過労で体調を崩しました。
そのせいで教習も遅れるし。
そして体調が良くなって、GW前。
指定の自動車学校で、取消処分者講習です。
この取消処分者講習、免許センターへ連絡して事前に予約が必要です。
予約後、1ヶ月〜2ヶ月先の講習日を予約されます。
これを実は1月…欠格期間満了5ヶ月前に予約しようとしましたが、免許センターから「早すぎる」と門前払いを喰らいました。
公安の人は半年ぐらい前に受けとけって言うてたやんけ…と言い返したい気持ちを抑え、その2ヶ月後である3月に予約をして、4月末に講習という事に。
さて、この講習。一体何をやるのか?
まず時間について。どれぐらいやるのかというと2日間、朝の8時から夕方17時まで。結構ハード。
そしてこの講習は、「交通違反による免許取り消し処分者」が対象。
飲酒運転による取り消し等の講習はまた別だとのこと。
つまり、違反行為に関しては結構限られた人が集まっています。集団暴走で捕まったとか、スピード違反の繰り返しとか。
自分が犯した罪に対して、安全運転とは何たるかということをしっかり学びます。
実は、かなり興味深い講習でした。
実際に車にも乗ります。といってもアドバイスをするとかではなくどんな運転かを見るだけ。
そして最後に便箋1枚に反省文を書いて終わりです。
かなり内容の深い講習なので、書く内容については色々あると思います。
そして晴れて講習が終わると、「修了証明書」を貰います。これがなければ、免許センターで試験を受けることができません。
ここまでで、やっと取り消し処分者としてのやることのほとんどは終わりました。
色々ありました。取り調べ室に入ったり、裁判所に行ったり。
あとは自動車学校の課題を進め、免許センターに行くのみです。
実際、実技も学科試験も、コツを抑えれば楽勝です。当然一回合格してるんですから。
あとは欠格期間が明けることを待つのみです。
次は免許の再取得してからの話です。