久しぶりの純粋な感動。
訳あって、ぼくは鈴鹿サーキットに無料で入れてレース観戦もできます。
なので、レーシングカーが間近で見れる!とか、エンジン音が聞ける!って言われても、
割と日常的な体験なので、さほど感動は無いです。
ですが、たまたま同時期に東京に行くことになって、
ポタクが逝く自転車の旅 冴カノ 東京〜埼玉 聖地巡礼編 - 備忘録④
同じ東京ならまあ一回ぐらい行ってもいいかな、と思い足を運ぶことにしました。
こんなモチベーションなんで、正直期待はほとんどしてませんでした。
朝8時。お台場海浜公園の近くでボーッとして、
ぼちぼち行くか、と思いお台場の広場へ。
写真を撮り損ねたんですが、入場前は結構な人でした。
何よりすごいのは、入場無料なこと。結構、ダイバーシティから流れてくる人もいました。
そして、朝にこのゲートを入ってお迎えするのは…。
このあとデモラン予定のインプレッサが暖気中。
他にも、各ブースでの各マシンの暖気音が朝のお台場に響き渡ります。
会場内は各メーカーの展示とクラシックカーの展示、そして特設コース。
まずはクラシックカーの展示へ。
桜の咲くなか、ラリーレプリカ、ネオクラカー、クラシックカーまで、
コアなマニアの心を擽る車が多く展示されています。
東京だからこそ、そして地方民でも名前を知っているイベントだからこそ、
日本各地から色んな見たことない車が集まっていて、とても刺激的です。
また、年齢層も幅広く、よくある東京の車の展示イベントとは違う静かな空気でとてもいい感じ。
この日は幕張メッセでオートモービルカウンシルもやっている日だったので、日付がズレてたらもっと違う車がいたのかも。
クラシックカーの展示の次は、各企業の展示へ。
あの復活したダイハツ P-5や、
現時点ではなかなか目にすることのできないFEカー。
グッドイヤーの展示でした。
日野のパリダカトラック。砂で削れたデフケースが印象的。
そして、ピットスペースがないからか、各企業のブース内で生のセッティング作業が観れます。
普段のサーキットでは見ることのできない2つのポイントのうちの一つがここ。
異カテゴリーの色んな車が、サーキットより間近に見ることができること。
そして、もう一つのポイントは特設コースにあります。
ということで、特設コースへ。
この日…土曜日は、SGTマシン、トラック、ラリーカー、ドリフトマシンの走行。
SGTマシンはサーキットに何回も見に行ってますが、
フェンスから手を頑張って伸ばせば届くような間近な距離で、
こんなドーナツターンを見る機会はなかなか無いと思います。
また、今は聞くことのできない自然吸気のSGTマシンの音。
レーシングトラックの煤を浴び、
最新のラリーカーから、GC8 WRカーの全開ドリフト。
ブローオフ音も全開。パシュパシュ言いながらドリフト。
最新ドリフトマシンまで。
日本の箱車のマシンはほとんど走ってるはず。
サーキットのコンクリートウォールよりも至近距離でマシンの「走り」を生で見ることが出来るのが、もう一つのポイントです。
展示はまだしも、そこそこ全力走行を至近距離で楽しめるイベントは本当に少ない…はず。
サーキットのファン感謝イベントよりもより身近にモータースポーツを楽しめ、
ここでしかできない体験が出来る、いちモータースポーツファンとして純粋に楽しめて、また来たいと思えるとてもいいイベントでした。
やっぱりクルマは全開で走ってナンボです。
本当に、また来たいです。