備忘録④

日々の趣味の備忘録。

新しい友達はゴリラ。7話

4miniはいいぞー(沼に落ちる音

 

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前回。キャブレターからガソリンが漏れていたものの、フロートバルブを組み直したらちゃんと漏れはマシになった…と書きましたが、

 

またも再発。今度は全く漏れない時もあればだだ漏れの時もある。

さらにキャブレターのセッティングもボヤッとしてよくわからない。

 

思い当たる節は、かろうじてフロート室のパッキン側からガソリン漏れは無いから目を瞑っていた、ボロボロのパッキン。

それに、ジェットも青錆だらけだし…。

 

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と、いうことでフルオーバーホールキットを買いました。

約2000円強。

ガスケットはもちろん、スクリュー・スプリング類、スロットル側のニードル、さらにフロートバルブもついてるので超お買い得!

 

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フロート下のパッキンはボロボロです。バラバラになった引き剥がすのに30分ほどかかりました。

 

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ちょうど、溝幅に合うマイナスドライバーがあったのでこれで溝をなぞります。

 

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これは外側にこびりついてたガソリンのカス。

シールのボロさ、ここから書くことの内容からの推測ですが、

 

この車両、たぶん30うん年間ロクにメンテナンスされてないと思います。

 

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これはフロートバルブ。

下が新品ですが、段差がついているんじゃなくてバルブそのものが激ヤセしてます。

段差がないから、はて?と思ってたのですが、そりゃ漏れるわ。

 

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エアスクリューも頭が無くなってます。

とは言っても破断した…というよりは摩耗のイメージ。

このスクリューの頭がものすごく変形してたんですよ。たぶん前オーナーが悩んで弄り回したのか。

それでこんなことになったのかと。

 

で、キャブの調子が悪くなっても中身は開けずに誤魔化し続けて、点火タイミングも狂い始めてエンジンがかからなくなったか。

そんな状態なら、ガワの汚さにも頷けるものです。

 

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最後はこいつ。酒や飲み物よりも高いケミカル系って買うのを躊躇しますよね。

でもここまでやるなら買ってしまったワコーズキャブクリーナー。

これを穴という穴に突っ込みます。

ちなみに手袋必須ですよ。僕は使い捨てのビニール手袋をしてましたが、見事に溶けて皮膚にかかって、皮膚がボロボロになりました。

それだけの洗浄力があるなら、効果については手をボロボロにした代償を期待します。

 

 

 

そして試走。

 

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効果は絶大!

セッティングさえ出ればビシキマ!

オーバーフローも1滴も漏れ無し!

 

ついでにサスペンションも交換。

これも効果絶大。乗り心地が別物になりました。

 

 

 

6話…前回はとりあえず動く段階まで持ってきましたが、今回は完全に満足のいく段階までいじりました。

 

ボロい状態から、2万円弱で満足に直すことができ、仕組みも学べて、乗って楽しい。

というか自分の手で直せる範疇で直せるのがいい。

 

4miniはいいぞ!