すげぇよ大分は。
そのスケール感は写真には収まりきりません。
さんふらわあ内をふと昔の思い出に浸りながら散策し、一晩。
見えてきました。九州。大分。
「さんふらわあは瀬戸内海を通るから揺れなくて快適だよ〜」と、大分で待ってくれてる友人…以下H氏…の言葉の通り。
実に快適な船旅でした。
これなら帰りも楽しみ。
朝一からわざわざフェリー乗り場までお迎えに来てくれたH氏。九州上陸の感動がより強くなりました。
まずは朝ごはんとツーリングの作戦会議のため、港を出て大分市に本社を置くジョイフルを目指します。
バイクでフェリー旅。近い車格の人たち同士でフェリー待ちの間に少し喋りましたが、いろいろ面白い旅をしてる人がいますね〜。
向かいの車線にいる人もフェリーに乗っていた人。お互い楽しい週末となりますように。
さんふらわあ船内で、大分で待つH氏とLINEで明日の朝ごはんどうしよう?という会話をしていたのですが、
実は去年、友人H氏の故郷である大分にクルマで行きました。人生初の九州上陸。
その時に感じたのは、とにかくびっくりするぐらいジョイフルがそこら中にあること。ほんとにそこら中にある。コンビニも青ざめるレベルの店舗数。
やまなみハイウェイを目指すので、その道中かつ車線的に入りやすそうな店舗にします。
そんな選択肢があること自体不思議。
別府市内、やまなみハイウェイ始点。向かう先には温泉が沸きまくってます。
三重県民である僕は、子供の頃に四日市の工場からもくもくと出ている煙突の煙をみて、
「おとーさん、もくもくしてるあれなにー?」
と聞くと、父は
「ああやって雲を作っているんだよ」
と答えました。
僕はそれを5〜6年信じ、中学校の理科の時間に現実を知り、それ以降父の教えに従わなくなったのは言うまでもありません。
大分のおとーさん達は地獄の煙で雲を作ってるんだよ、と子供に教えているのだろうか。
もしそうなら子供さんが中学校でグレないことを願います。
三重県民である僕にはジョイフルというと、ここ5〜6年ぐらいでぼちぼち三重県に新しい店舗ができてきた新しいイメージのファミレスです。
なのでやや古めかしい店舗を見るのは不思議な感じ。
ここまで、ひとつも今回のツーリングのプランは一切触れてませんが…。
それもそのはず。完全にH氏に頼りきりのツーリングプランです(笑)
H氏に提案してもらったルートを見て、追加で行きたいところ無いかな〜と思い調べてみたのですが、やっぱり地元民の考えたプランには勝てない。
やまなみハイウェイを走って阿蘇くじゅう国立公園を横断し、阿蘇で昼ごはん。
その後高千穂神社に行き、延岡で一泊。
大分〜熊本〜宮崎を原付で走り回る、実は結構がっつり走るツーリングです。
久しぶりに話すH氏とも話が弾み、朝9時にいよいよやまなみハイウェイに向けて出発。
といってももう入ってますが…。
由布岳。これでも綺麗な山の景色なんですが…。
湯布院に入る前にはこんな景色が広がります。
ていうか、写真で伝えるのは無理です。気になる方は大分行きましょ。たぶんこのワードはあと10回ぐらい言います。
湯布院は岩下コレクション。
古いバイク、昭和レトロなアイテムの展示をしている博物館です。
漫画 「ばくおん」にも出てくる、あの信者のための博物館(失礼
でも時間的制約と去年も行ったので今回はパス。
ガンガンやまなみハイウェイをひた走りますが、
ここでもまた雲を作ってます。
はて?湯布院はもう過ぎたのですが。
なんだこの車。はたらく車に全く明るく無いのでよくわからないのですが、調べてみると災害活動車っていうらしいです。画像検索したらやたらカッコいい車が出てくるから調べてみてください。
そんな初めて見る車が居る理由は、野焼きをしてるから。
がっつり火柱が立ちまくってます。周辺は真っ黒焦げです。すげぇ〜〜〜。
思わずヘルメット内で叫んでました。
何がスゴいって、この様子を見ながらバイクで走れてる環境がすごい。
野焼きしてる場所を抜けて、ちょこっと写真撮影。
H氏は「大分では日常茶飯事だぜb」って言ってたけど…すごすぎるぞ、大分。
赤牛を食べよう、ということで「藤屋」さんにて赤牛ハンバーグ!
人間のガソリン補給も完了。
阿蘇山を目指します。
かつて、グランツーリスモ5のコースメーカーという機能で、「阿蘇」というコースを作れました。
そのとき、こんな山だけの景色とか日本にあるのかよ…と、半信半疑でしたが、
本当にあります。
ずっと走ってられるぞこれは。
また、道中で馬と牛の放牧もしています。
右を見れば牛。左を見ても牛。もしくは馬。
気分はスイス・アルプス。
何回でも言います。すごすぎて写真では収まりません。
さらに走り続け、宮崎県に突入。
高千穂神社へ。
高千穂峡まで遊歩道で歩いてヘロヘロになったので、日向夏ソフトでクールダウン。
言わずと知れた、天界から天孫が降り立ったといわれる場所。
てっきりここに天岩戸があると思いきや、天岩戸神社があり、そっちのほうに天岩戸がありました。
バイクで15分程度。そこそこな距離です。
我々引きこもりの聖地、天岩戸神社。
ただ、天岩戸は残念ながら1時間〜30分おきに案内ツアーがあり、それでしか見ることは出来ないとのこと。
暗い中山を走るのは気が進まないし、なにより寒いし。
神道を強く崇拝しているわけでもないので、またいずれ見ることができることを信じて、今回のところは撤収。
日が暮れるまでにホテルにチェックインし、近くの焼き鳥屋で夕飯です。
馬刺しと鷄もものたたき。まさに九州。
2軒目は辛麺。こんにゃく麺。ふしぎ。
けど激うま。
最高の天気で気持ち良くやまなみハイウェイを走れて、気持ちよく日本神話の聖地巡礼をできました。
明日も晴れるといいなぁ。