検索エンジンからこのページに至ったあなたは、恐らくオービスを光らせて頭の中が真っ白になっていることでしょう。
このシリーズでは、160km/hで車を走らせオービスを光らせて免許取消し1年になった愚か者の免許再取得までの日々の経験談を書いていきます。
ちなみに、具体的な刑罰だとか点数がどうだとかは書くのが面倒くさいので他ブログを見てください。
僕が伝えたいのは、世間からの目と日常生活に関すること。
如何に法定速度以上のスピードを出すことが愚かな事かということ。
警察で取り調べを受けて裁判所に行き、講習を受けて免許を取るまでの大変さ。
そして僕の愚かさ。
そして何より、スピードを出さないこと!
僕の場合は、累積で4点持っていたところをオービスで12点減点、
15点からが免取りに対し16点。
おおまかな流れは、
①警察へ取り調べの為出頭
②検察へ取り調べの為出頭
③裁判所へ刑罰の裁定を受ける為出頭
④欠格期間開始、日常生活等への影響など
⑤半年後、教習所へ
⑥免許取消処分者講習へ
⑦取り消しから1年2ヶ月後、免許再取得
といった感じです。
事は2018年2月。
高速道路を走行中、一緒に走っていた友人のクルマの間に遅い車が入り、
友人のクルマと離れてしまいました。
追いつくべく、速度を出したところ…。
上方から赤く眩しい閃光が。
…………マズい。今何キロ出していた?
当たり前ですが、焦ってブレーキを踏んでももう遅い。
でも、280kmまであるメーターの半分以上は行っていた。
その後、友人氏には何事も無かったように振る舞い、帰宅してから気になりオービスを光らせるとどうなるか…というページを読み漁ります。
しかし、すぐ結果は出ないものということでどうしようもないため、
しばらく考える事は辞めましたが、
寝る前だとか、ふと頭を過ってしまい、
オービスと免許の点数に関するページを読み漁る日々。
そうして1ヶ月後。
何も起きません。
よかった。撮影できてなかったんだな。
安心して、その後の日々を過ごします。
そしてさらに1ヶ月半後。4月。
ついに、オービスを光らせたX県から出頭要請の通知が来ます。
この際、自分の本籍地ではなくオービスを光らせた県から通知が来ます。
僕の場合は車で3時間かかる県でした。
おおまかな内容は、
「オービス光らせただろ。X県の警察署まで来い。
言い分がなく罪を認めるならあなたの本籍地の警察で取り調べを受ける方向にする。その時はX県警察署まで電話する事。」
という内容。
こうなれば逃げられません。多分ですが。
僕は逃げても仕方ないと思い、罪を認め電話をして本籍地で取り調べを受けることにしました。
で、電話で話した内容は…。
「郵送で資料をX県から〇〇さん(僕)の本籍地のY県に送るから、時間がかかります。」
「また2〜3週間、お待ちください。」
「安全運転してくださいね。」
という内容。
さらに2週間が空きます。
この間に色んな乗り物に乗っておきます。
当たり前ですが、ほかに免許を持っている場合全てが無くなります。
中免だろうが、準中だろうが。
「バイクとか原付は大丈夫でしょ?」みたいな頓珍漢な事を聞いてくる人には、刑罰については教習所で習うはずですが?と返しましょう。
そして警察に行き、いよいよ10万円のプリクラとご対面です。
警察に行くと、奥まった取り調べ室に入れられました。
そして警察官と面と向かって話をします。
ちなみに、僕の車は…。
こんなハチマキを貼っています。当然違法改造です。
で、真夜中です。1〜2時だったかな。
それでもバッチリ顔が写ってます。間抜けな顔です。
ということで間抜けなツラを下げ、罪を認めます。
そしてここからがまだ時間がかかる。
警察で罪を認めた後は検察からの出頭要請。
ここでは罪を認めた事を認めますね、という確認。
そして最後は裁判所からの呼び出し。
この呼び出し日で免取りor免停になります。
裁判所では公安と話をします。簡易裁判ですね。
内容は、この日にスピードを出した理由、
免許取り消しになるとあなたにどんな支障を来すのか、
これからどうしていくつもりなのか。
といった内容。
まあ、その辺はほかのブログを参照にしてください。
裁判所はなかなか凄いところです。飲酒運転で人殺したじーちゃんとか、認知症っぽいばーちゃんとか、何があったのかわからないけど明らかに頭の中が真っ白になってる女の子とか。
そして僕は情状酌量の余地無しと判定され、免取り一年が確定しました。
さて、刑事上の手続きはこれで一旦おわりです。
本当は取り消し処分者講習があるのですが、これは免許を再取得する2〜3ヶ月前がいいとのこと。
ここから、一年二ヶ月の車に乗れない不便で楽しくない生活のスタートです。