トヨ○も認めたチューニング!だから効果ありですわ!!!
ってマジで言ってる人とかいるから、取り扱いには注意したい話題です。
2〜3年前に流行った、アルミテープチューン。
効果があった、なかった等。色々な意見や議論が交わされていますが…。
やってみないとわかりません。
これをレーシングカートに適用してみます。
前書きとして…。
アルミテープを貼ると何故車にいいのか?という理屈は…
僕は賢明な説明ができないため、よそで調べてください(笑)
ただ、ある程度理屈を知ったつもりになって、ある程度効果がありそうな貼り方をしてはいます。
理屈を知ったつもりの僕からのアルミテープチューンの説明としては…。
・目的としては、静電気の除去により、空気の流れ、ものの摩擦を少なくする
・静電気を帯びた物体…貼ったアルミテープに集まった静電気…に突起がある場所にコロナ放電が起きる
・そのコロナ放電を空気の流れに対し有利な場所に行い、操作感とエアロダイナミクスをコントロールする
コロナ放電(英語:Corona discharge)は尖った電極(針電極)の周りに不均一な電界が生じることにより起こる持続的な放電の総称。…wikipediaより
つまり、
・フリクションロスがあると困る場所
・空気が強くあたる物に対し、同じものの空気が当たりにくい場所
の2点に、とにかく突起を増やしまくったアルミテープを貼ればいいのでは…?
という、にわかな推測からこんな形にしました。
普通のアルミテープ(もちろん通電性)を、クラフト用のギザギザバサミでカットし、とにかくエッジを増やす。
かつ、暖簾状に切って一体の形にする。
これが最も効率的な形状ではあります。
じゃあどうしてあのメーカーの形はこの形じゃないのか…というと
恐らく、ですが怪我をするからだと思います。
実際、僕もアルミテープのエッジで手を切りました。
貼り付けする際に押さえつけてスパッと…。
なのでこの切り方については自己責任でお願いします。
ゼロ災でいきましょう。
作り方を記したところで、実験です。
マシンはAVANTI(125ccの2ストエンジン)、コースは鈴鹿サーキット。
最高速度は110km/h前後。
なので多少の空力の効果はあると考えます。
まず、カウルにアルミテープを貼らずに走行。
そのあとに、同じセッション中にその場でテープを貼って効果を確認しました。
貼ったのは、ゼッケンパネル、フロントカウル、サイドボックス。全て空気の当たりにくい裏側に。
結果としては…。
気持ちちょっとストレートスピードが伸びたような…気がします。
ただ、タイム・数字としての結果は出ていません。
というか、貼る前後で同等のタイム。
結論としては、カートではタイムに出るほどの効果はなし。
ただ、一つ効果が出てる点があります。
僕は走行券をラップで貼り付けている(パネルにラップをぐるぐる巻き)んですが、
そのラップがかなり剥がれやすくなってしまいました。
ラップは静電気と圧力で引っ付いているもの。
となると、静電気が無くなった…というアルミテープの効果の推測に対し、実際に結果として出ているものと考えます。
ただ、ラップがつきにくい…というのは走行券をテープで貼らなければいけないので、うーん。というところ。
それ以外の影響は出ていないので、これはおまじないとして貼ったままにしておきます。
少なくとも理論上は良いことをやっているはずなので…。
それよりも、正直言ってM7パネルのほうがストレートスピードの向上を実感できました。
やはり30000円のパーツ…世の中金が全てなのか。